
支援の概要
個別相談(保護者相談)
動きが滞っている我が子・きょうだいの現状からの脱却とこれからについて、ご相談に応じます。
訪問支援(家庭訪問)
月1回、自宅等に伺い、間接的(ドア越し)または直接ご本人にお声がけし、これからを一緒に考えます。
※ご本人が一人暮らしの場合、訪問をお断りする場合があります。
※家庭内暴力がひどく今すぐ入寮させたいので本人を連れ出してほしい、病院に連れて行ってほしい、といったご要望にはお応えできません。
寮生活
気の合う友人ができればと思うけれど、新しい環境に馴染むまで時間がかかる。
コミュニケーションや集団への苦手意識が強く、人との関係性をうまく築けない。
生真面目な性格ゆえ、頑張り過ぎたり、こうあるべきに捉われ、柔軟な思考を持てずにいる方が多いため、わたしたちは人と関わるきっかけやその関係を維持できるよう伴走支援をします。
卒寮後の支援
卒寮後も継続的に相談できるよう関係機関へ繋いだり、定期的な直接の関わりを通して、寮生活から新生活の移行がスムーズに行えるようサポートします。
個別相談(保護者相談)

- 通学も就活もせず、1日の大半を自室でインターネットやゲームなどをして過ごしている状態が続いており、気になる言動がある。
- 時折外出をすることもあるが、友人や社会との繋がりが途絶えている/絶っている。家族がこれからについて尋ねても、具体的な答えは返ってこない。
- いつまで待てば、いつまで見守れば良いのか。本人の将来を憂い、家族が経済的に支えられるうちに、何とか自立へのきっかけを掴んでほしい。
- 本人に合った具体的な支援方策や情報、本人との向き合い方、自立の目途についてアドバイスがほしい。
といったご要望にお応えします。
※ご本人同席、ご本人のみでの個別相談も可能です。
訪問支援(家庭訪問)

- 何とかしたいという思いはある/ありそうだが、本人と一緒に相談や見学に出向くことが難しい。
相談意欲も低そう。 - 親子間の会話はほとんどなく、必要事項の伝達はメモやメールでほぼ一方通行。建設的な話し合いができない。一緒に暮らしていても顔を合わせない。家族間での解決は難しく、話し合いにならないので、本人に合った情報提供やこれからについて働きかけてほしい。
- “本人の同意”が得られず、どこからも訪問してもらえない、どこにも本人との繋がりを作れない。
といった状況にあるご家族からの依頼をもとに、月1回自宅等へ訪問します。ご本人に会うことが目的ではないため、自室にいて会えない場合はドア越しにお声がけします。わたしたちの支援や取り組み、訪問の目的を理解いただき、安心して耳を傾けてもらうためにも、丁寧に時間をかけて関係構築に努めます。対象地域は全国、訪問は2名で伺います。
訪問支援の流れなどについては、個別相談または電話・メールにてご案内します。
※訪問支援を希望される場合は、まず個別相談でご本人の状況等をお聞かせください。
寮生活での支援
主に、
①生活面と対人面の支援、
②就学・就労の支援、
③自立に向けた支援、の3つです。
① 生活面と対人面の支援
- 生活リズムの立て直し
- 金銭管理と服薬管理
- 作業やスポーツを通した体力づくりと様々な経験値の積み重ね
- 自分の気持ちとの向き合い方、物事の受け止め方へのアドバイス
- 他の寮生らとの関わり方やきっかけづくりなど、寮生活に馴染むためのサポート
- 毎日2名の宿直が深夜2時まで見守り、適宜相談が可能
② 就学・就労の支援
- 学校見学への同行、受験・入学・通学・課題提出・卒業のサポート
- 職場実習への参加と実習の振り返り
- 就職活動(仕事探し・履歴書作成・面接対策)、転職のサポート
③ 自立に向けた支援
- 学校や職場への定着支援
- 一人暮らしのための住居・引越しのサポート
- 卒寮後のフォローアップ



卒寮後の支援
- 福生市周辺で一人暮らしを始める場合、多摩若者サポートステーションでの継続支援
- 寮から離れ、実家や新たな場所で生活する場合、近隣の支援機関の紹介
- 新しい環境に慣れるまで(3か月程度)、月1~2回程度の相談や訪問支援
YSCネットワーク
YSCネットワークとは、青少年自立援助センターが運営する子どもと若者の未来のためのプロジェクトです。多角的なサポートにより、ひきこもり状態にある子ども・若者たちを自立へと導きます。
事業名 | 所在地 | 支援内容 |
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東京都ひきこもりサポートネット | 東京都 | ひきこもり支援 |
八王子市若者総合相談センター | 東京都八王子市 | ひきこもり支援 |