わたしたちが提供できる支援の形

みなさんが、学校や社会生活の中でつまずき、傷つきながらも、周りにうまく相談できず、辛い記憶を抱えたまま、家族や社会に距離を置き、不安な気持ちを抱える若者やそのご家族の間に立ってサポートをする過程で、次のようなご経験はないでしょうか。
・ご本人の将来を憂い、思い悩むご家族を支援する中で、ご本人の同意が取れず、面談も訪問も叶わないまま、ある程度時間が経ち、支援の方向性や手立てに行き詰まりを感じている
・家庭の状況を客観的に見た時に、一時的にご本人の環境を変えた方が双方にとってよいのでは?と感じている

わたしたちは、このような状況にあるご家族や支援関係者の方から数多くご相談いただき、保護者相談や家庭訪問を通してご家族への助言、ご本人へのアプローチ等を行い、現状からの脱却の糸口を探っていきます。そして、膠着状態にあるご家庭に対しては、最終的な受け皿として寮の利用をご提案することもあります。
寮生活と聞くと、あまり良いイメージはないかもしれません。ご本人やご家族へ提案しても受け入れられづらいと感じられるかもしれません。実際、積極的に寮を利用したい!というご本人はほとんどいません。だからこそ、みなさんやご家族、ご本人を対象に、わたしたちの支援内容や環境を直接ご覧いただける無料の施設見学会を月1回開催していますので、選択肢の一つとして、ご検討いただければと思います(日程の詳細は別途ご確認ください)。

寮生活がもたらす可能性

様々な理由で他者との関わりを避け、先の見通しが立たず、今さら…と諦めてしまっている若者の中にも、実はなんとか現状から脱却したい、いずれは家を出て一人暮らしをしたい、他の人のように普通の生活がしたい、と考えている方はいます。そうした若者が緩やかに社会参加するための準備を行う環境(寮)がココにはあります。

寮生活はご本人の精神的な負担、ご家族の経済的な負担はありつつも、ご本人の生活面・対人面の課題に共に向き合い、就学や就労、社会や職場での定着までトータルでサポートしています。ご本人のペースで利用できる“通所型支援”は経済的な負担はほぼなく、利用のしやすさはありますが、体調やメンタル面に波があったり、体力や意欲の問題から、定期的に通い続ける難しさも一方であるように思います。

入寮後も必要に応じてみなさんと連携しながら、支援を進めていきます。また、就職支援に加え、寮を退所後、一人暮らしをする方には、物件探しや引越しもお手伝いしています。

● お気軽にお問合せください ●

042-553-2575

受付時間 9:00〜16:00(平日)